毎日いいことあるかな

町田そのこさんの「52ヘルツのクジラたち」が2021年本屋大賞に決定しました！

本屋大賞は、全国の本屋の店員さんが一番売りたい本を推奨したものです。

52ヘルツのクジラとは、世界でただ1頭の高い周波数でなくクジラのことです。

52ヘルツのクジラは、周波数が高いので他のクジラには声が聞き取れないんですね。

クジラは世界で1頭だけですがタイトルは、52ヘルツのクジラたちなんです。

そんな孤独なクジラと孤独な主人公たちとを重ね合わせた作品です。

著者の町田そのこさんは、子供のころ母にすすめられた氷室冴子の「クララ白書」の影響を受けて小説家になったそうです。

素晴らしい人との出会いや書籍との出会いで人の人生は大きく変わったりしますよね。

この52ヘルツのクジラたちは、まさにそのような1冊ではないでしょうか。

ゆっくりと小説を読むのもいいですね。

手に取って読んでみてください。